2017年07月12日

茅野市尖石縄文考古館 平成29年度特別展「CHINO/茅野×縄文/JOMON」



八ヶ岳と霧ヶ峰の麓に位置する茅野市には、たくさんの縄文時代遺跡があります。市内の遺跡総数348のうち、237遺跡が縄文時代の遺跡であり、時代別に見ると一番多いことになります。


そうした多数の縄文時代遺跡では、国宝「土偶」を出土した棚畑遺跡や中ッ原遺跡、またかつて日本三大遺跡と称され、縄文時代の村の姿の研究の先駆けとなったここ尖石遺跡などがよく知られていることと思います。また、国指定史跡の上の段遺跡、駒形遺跡も聞いたことがある、という方もいるかもしれません。


実は、それら保存されている遺跡や、遺跡があったことを示す記念碑や公園があるところだけが遺跡なのではありません。今日、私たちが生活を営むなかで使用しているさまざまな施設や道路があるところ、そこにも縄文時代の遺跡があったのです。


この特別展では、そのような、現在はインフラとして利用されているところにあった縄文時代の遺跡を紹介したいと思います。



会期:平成29年(2017年)7月15日(土曜日)〜10月22日(日曜日)
場所:茅野市尖石縄文考古館特別展示室
お問い合わせ:電話 0266-76-2270、E-メール togariishi.m@city.chino.lg.jp
ホームページアドレス:http://www.city.chino.lg.jp/togariishi_m/
●特別展のページ●
http://www.city.chino.lg.jp/www/contents/1446186464121/index.html



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posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 14:42| 茅野市尖石縄文考古館