岡谷市出身の洋画家 高橋貞一郎は、岸田劉生に師事し、フランスにも留学するなど挑戦と探求を続けました。その生涯のなかで、故郷の風景や身近な人物などを題材にして、流行に左右されず、過剰な誇張や演出のない、深みのある作品を多く制作しました。また、母校の図画教員をはじめ、絵画教室の主宰など多くの後進を育てたり、長野県展などの審査員を務めたりと、地域の美術の発展にも寄与しました。
本展では、岡谷の美術の礎を築いた郄橋の軌跡を振り返ります。さらに、その子で同じく画家として活躍している宮原麗子、高橋靖夫両氏の作品もあわせて展示し、三者三様の画風の変遷をご紹介します。
日程 2017年11月17日(金)〜2018年1月8日(月・祝)
会場 市立岡谷美術考古館
時間 10:00〜19:00/水曜休館、祝日は開館(その翌日は休館)
チケット料金(収蔵作品展) 大人350円/小・中学生150円 ※団体割引あり
詳細ホームページ http://www.okaya-museum.jp/
お問い合わせ先 市立岡谷美術考古館 Tel.0266−22−5854
2017年11月19日
市立岡谷美術考古館 収蔵作品展「生誕120周年 高橋貞一郎と子どもたち展」
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 15:47| 市立岡谷美術考古館