2018年12月12日

【諏訪市美術館】平成30年度学校連携展「中洲小学校+小川格?カラッポからはじめて?」



平成30年度学校連携展
「中洲小学校+小川格―カラッポからはじめて―」
「上諏訪中学校+諏訪市美術館―身近な植物を見つめて―」 

 
 【会期】


2018年12月15日(土)〜2019年2月17日(日)



【休館日】12/17(月)、25(火)、29(土)〜1/1(火)、7(月)〜9(水)、15(火)、21(月)、28(月)2/4(月)、12(火)



【開館時間】
午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)



【入館料】
大人300円(団体20名以上200円)、小中学生150円(団体20名以上100円)


障がい者(介助者1名まで同額)150円、諏訪地域小中学生無料


 


1階展示室:諏訪市美術館と上諏訪中学校とのコラボレーション作品


2階展示室:小川格さんと中洲小学校とのコラボレーション作品


 


画家・小川格(1969−)さんは、「からっぽなもの」をテーマに制作を続けている作家です。「からっぽ」と聞くと、なんだかさみしいような、もの悲しい印象を受けますが、果たしてそうでしょうか。私たちが普段着ている洋服、これは服を着る私たちがいなければ中身のない「からっぽ」なものです。お弁当箱も、マグカップも同様で、中身がなければただの「からっぽ」ですが、だからこそ、どんなものでも入れられる可能性を秘めたものでもあります。言い換えれば、これから様々なものを入れることのできる、希望にあふれたものでもあるのです。


今回、中洲小学校6年3組、1年4組の児童たちは、雑誌などの中から「からっぽ」なものを探し出しました。探し出され、きれいな色で彩られたそれは、どんな「からっぽ」だったか、一見すると分からなくなりました。上下をひっくり返してみたり、隣の友達のものとくっつけて並べてみたり…すると、それぞれの「からっぽ」は、新たな一面を見せてくれました。


「からっぽ」を描く小川さんの作品と、「からっぽ」からはじまった児童たちの作品。美術は自由に楽しむことができるということを体現した作品たちを、是非ご覧ください。
また1階展示室では、上諏訪中学校へ諏訪市美術館の収蔵作品を持ち出して鑑賞授業を行ったのちに制作された、
上諏訪中学校とのコラボレーション作品の展示と、関連する収蔵作品の展示も行います。


 


【イベント】

■つきいちアート1月


「小川格さんによるギャラリートーク」


小川さんにより、今回の連携事業について振り返りながら、中洲小学校の皆さんの作品に関しての感想、小川さんの作品に関する解説をお話しいただきます。


日時:1月20日(日)午後2時〜


会場:諏訪市美術館 展示室


定員・申込:なし


参加料:入館料のみ


 


■つきいちアート2月


「体験!誰でもマティス!?」


中洲小学校の皆さんが行った「からっぽ」を探すことから始まるワークショップ「誰でもマティス!?」(小川さん命名)を体験できます。


日時:2月9日(土)


会場:諏訪市美術館 会議室 午後2時〜


講師:小川格


定員・申込:8人


参加料:無料


 


■おはなし鑑賞会


展示されている作品について、感想や印象をおはなししながら鑑賞します。おはなししながら作品を見て、新たな発見をたくさんしてみましょう。作品の新たな魅力が見えてきます。


日時:1月27日(日) 午後2時〜(約1時間)


会場:諏訪市美術館 展示室


定員・申込:なし


参加料:入館料のみ


 


■学芸員によるギャラリートーク


担当学芸員が展示を解説します。


日時:2月16日(土) 午後2時〜(約30分)


会場:諏訪市美術館 展示室


定員・申込:なし


参加料:入館料のみ



【お問い合わせ】
諏訪市美術館
http://www.city.suwa.lg.jp/scmart/
〒392-0027
長野県諏訪市湖岸通り4-1-14
TEL/FAX 0266-52-1217
E-Mail SCM-ART@city.suwa.lg.jp

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posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 19:29| 諏訪市美術館