2011年03月12日

現代日本画 春季収蔵作品展

北澤美術館 本館では現代日本画コレクションの春季収蔵作品展を開催いたします。
本展では、東山魁夷、上村松篁、小倉遊亀ら日本画の巨匠たちによる季節を彩る名画を中心に約30点を展示いたします。
桜や桃をはじめとする季節の花々、新緑の木々など、穏やかな春から爽やかな初夏にかけての風景をお楽しみいただけます。画家たちが自然の中に見出した美をご堪能ください。


会   期  2011年3月10日(木)〜6月5日(日)
開館時間  < 3  月 >9;00〜17:00 (入館は16:30まで)
        <4〜6月>9:00〜18:00 (入館は17:30まで)
休 館 日  3月16日(水)・3月23日(水)・3月30日(水)
入 館 料  大人800円 中学生400円 小学生以下無料

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 お問い合わせ
   北澤美術館 本館 
   392−0027
   諏訪市湖岸通り1−13−29
   電話0266−58−6000
   http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/suwa/  
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北澤美術館
本館では現代日本画コレクションの春季収蔵作品展を開催いたします。

本展では、東山魁夷、上村松篁、小倉遊亀ら日本画の巨匠たちによる季節を彩る名画を中心に約30点を展示いたします。

桜や桃をはじめとする季節の花々、新緑の木々など、穏やかな春から爽やかな初夏にかけての風景をお楽しみいただけます。画家たちが自然の中に見出した美をご堪能ください。

 

 

会   期  2011年3月10日(木)〜6月5日(日)
開館時間  < 3  月 >9;00〜17:00 (入館は16:30まで)
        <4〜6月>9:00〜18:00 (入館は17:30まで)

館 日  3月16日(水)・3月23日(水)・3月30日(水)

入 館 料  大人800円 中学生400円 小学生以下無料

 

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 お問い合わせ
   北澤美術館 本館 
   392−0027
   諏訪市湖岸通り1−13−29
   電話0266−58−6000
   
http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/suwa/  
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酣(たけなわ) 小倉遊亀.jpg
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 13:02| 北澤美術館

2010年08月22日

東山魁夷展 風景へのめざめ−信州こころのふる里−

東山魁夷(1908-1999)は、生涯にわたる旅のなかで風景との対話を繰り返し、作品制作を続けた画家です。信州ともゆかりが深く、1926(大正15)年まだ東京美術学校在学中に信州木曽を初めて訪れています。以来、多くの題材を信州の雄大な自然に求めてきました。

今回の展覧会では、信州茅野から諏訪へと流れる川のほとりを描いた第4回日展出品作≪郷愁≫や、1948(昭和23)年頃の諏訪湖風景を題材にした≪煙雨≫など諏訪地域にちなむ作品を中心にご紹介いたします。東山画伯は、後年≪郷愁≫について、この川の風景が「戦後の荒廃の中で、私の心向う故郷の象徴として」静かにささやきかけてきた、と回想しています。自然の語りかけに、自己の内面を重ね合わせていく東山芸術が、この時期から確立されていったことを考え合わせると、これらの風景は、画伯の心に普遍的な故郷の情景を呼び起こす扉となったと考えられます。

また本展では、諏訪市文化センター(旧北澤会館)の緞帳≪清暁≫の原画が公開されます。画伯と親交のあった地元の実業家北澤國男氏の懇願により、約2年半の歳月をかけて織り上げられた緞帳≪清暁≫は、美術織物業界の老舗、川島織物の高度な技術のもと原画の魅力が最大限に表現されています。日本画壇に偉大な足跡を残した巨匠の、懐深い画業の一端をご高覧ください。

会   期  2010年9月18日(土)〜11月19日(金)
開館時間  < 9  月 >9;00〜18:00 (入館は17:30まで)
        <10・11月>9:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休 館 日  会期中無休 
入 館 料  大人800円 中学生400円 小学生以下無料
       [本館・新館共通券]
       大人1000円 中学生500円 小学生以下無料


◆東山魁夷展 関連イベント <諏訪湖まちじゅう芸術祭>◆

◇東山魁夷展オープニングセレモニー
 日時 9月18日(土)10:30より <事前申込不要>*入館チケットが必要です

◇当館学芸員によるギャラリートーク
 日  時  9月19日・23日、10月10日、11月3日・14日の各日2回開催 <事前申込不要>*入館チケットが必要です
 時  間  10:30〜/13:30〜。
◇諏訪市文化センターホールの緞帳見学
 *吉田五十八氏の独創的な建築とともにご覧ください <事前申込不要・見学無料>
 会  場  諏訪市文化センター (長野県諏訪市湖岸通り5−12−18)
 日  時  9月18日 13:00〜16:00
       9月19日、10月2日・3日、11月7日・14日 10:00〜16:00
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 お問い合わせ
   北澤美術館 本館 
   392−0027
   諏訪市湖岸通り1−13−29
   電話0266−58−6000
   http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/suwa/  
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東山展 チラシ表(圧縮).jpg
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 11:01| 北澤美術館

2010年04月05日

生誕150年記念 北澤美術館 ルネ・ラリック コレクション展

ガレとドーム、アール・ヌーヴォーのガラス・コレクションで有名な北澤美術館は、アール・デコの巨匠ルネ・ラリック(1860-1945)のガラス工芸においても世界有数のコレクションを所蔵しています。この度ラリック生誕150年を記念して、所蔵品を一堂に展観する企画展を開催いたします。

ルネ・ラリックは1860年シャンパーニュ地方のアイに生まれ、ジュエリー制作者として1900年パリ万国博覧会で大成功を収めました。1910年代初頭にガラス工芸に転向し、鋳型を利用した透明ガラス作品で、当時の人々の心をとらえました。

20世紀の新時代を迎えたヨーロッパでは、機械文明を称賛する新しい様式「アール・デコ」が誕生しつつありました。ラリックは芸術性の高いガラス製品を工場による量産を通じて広く普及させ、アール・デコのパイオニアとして成功を収めます。1925年にパリで開催された「アール・デコ博覧会」では、自社パヴィリオンや高さ15メートルにおよぶガラス製の野外噴水を出展し、名実ともにフランスを代表するガラス工芸家として国際的な脚光を浴びます。

本展では、当館所蔵の代表作約150点により、ガラス工芸家ラリックの全容をご紹介します。アール・デコの時代を彷彿とさせるテーブル・セッティングやカーマスコットなど、常に時代の先端を駆け抜けたモダンで親しみ溢れるラリックの世界を、お楽しみください。


会期  2010年3月20日(土)〜10月26日(火)

開館時間  午前9時〜午後18時(入館は17時30分まで)

休館日   会期中無休 

入館料  大人800円 中学生400円 小学生以下無料
      [本館・新館共通券]
      大人1000円 中学生500円 小学生以下無料


北澤美術館 新館 (SUWAガラスの里 内)
  392−0016
  諏訪市豊田2400−7
  電話 0266−57−2100
  http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/
ルネ・ラリック 三羽の孔雀.jpg
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 11:27| 北澤美術館

2009年09月14日

ガレとドームの花ごもり

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパ各地で花開いた革新的な装飾芸術運動「アール・ヌーヴォー」。その中心都市の一つが、フランス北東部の都市ナンシーです。ナンシーを中心に広がったアール・ヌーヴォー様式の大きな特徴は、自然、特に植物の姿を正確にとらえ、忠実に作品に反映させている点にあります。実際、ナンシー派の作品には、実に多種多様な植物が採り入れられています。

ナンシー派の中心的人物であるエミール・ガレは、植物の構造や生長のサイクルを仔細に観察し、ガラス器全体を使ってその姿を表現しました。作品の隠れたところに花や葉の透かし彫りが施されていたり、一つのガラス器の中に植物の様々な生長段階が表現されていたりする場合もあります。微妙で複雑な素地が織り成す色の彩により風の香りや空気の流れまでも連想させるガレのガラス器には、植物に宿る生命の鼓動が内包されているかのような、神秘的で象徴的な表現が多くみられます。
ガレの没後に作られた製品にも、植物を主要なテーマにするという姿勢が貫かれました。

同じくナンシー派のガラス工芸をリードしたドームの工房においても、様々な植物が図案化され製品に採り入れられました。そこには、植物や四季の情景が生き生きと表現されています。植物の形態の美しさが素直に写し取られたガラス器には、ガレのガラス器とは対照的に、ある種の明朗さがあります。

このたびの企画では、秋の訪れから冬ごもり、そして春の足音に胸ふくらむ早春の花々へと自然の移り変わりが映し出された作品を選び、ご鑑賞いただきます。ガレ、ドームが高度なガラス技法を駆使しながら、余すところなく表現した自然と生命の美しさを、ご堪能ください。



会期  2009年9月25日(金)〜2010年3月18日(木)

開館時間  午前9時〜午後18時(入館は17時30分まで)*9月25日〜10月31日
        午前9時〜午後17時(入館は16時30分まで)*11月1日〜3月18日

休館日   会期中無休 


入館料  大人1,000円  小中学生無料


北澤美術館 新館 (SUWAガラスの里 内)
  392−0016
  諏訪市豊田2400−7
  電話 0266−57−2100
  http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/
 
ドーム ななかまど.jpg
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 17:08| 北澤美術館

長野県工芸展秀作展

「第29回長野県工芸展」入選作品の中から、入賞作品およびそれに準ずる作品を審査委員により選抜し、展示します。

*「長野県工芸展」は、長野県在住および出身者の美術工芸を志す人たちの意欲的な作品の発表の場です。


会期  2009年10月5日(月)〜10月18日(日)

開館時間  午前9時〜午後18時(入館は17時30分まで)

休館日   会期中無休 

入館料  大人1,000円  小中学生無料

 北澤美術館 本館 
   392−0027
   諏訪市湖岸通り1−13−29
   電話0266−58−6000
   http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 17:08| 北澤美術館

2009年07月23日

魂の原風景を描く 野村義照日本画展―-館蔵作品とその周辺

 野村義照画伯は、1945年大阪府に生まれ、東京藝術大学日本画科を卒業後、同大学大学院古典研究科に進んで研鑽を積みました。院展を中心に出品を重ねる一方、文化財保存修復事業に携わるなど、多様な経験を重ね豊かな画業を生み出しました。1977年より作品のテーマを求めてギリシャ、イタリア、フランスなどのヨーロッパ諸国へ精力的に赴き、国内外で作品を発表して、国際的な活躍を展開してきました。

 野村画伯の作品にはヨーロッパの遺跡や聖堂が数多く登場します。荘厳な古代ギリシャ神殿、ゴシックの尖塔、教会のレリーフなど、西欧精神世界の証しともいえる石造建築をとらえた重厚な画面。そこには魂の根源を成す領域に分け入って、人間の有り様を再確認しようとする画家の意識が投影されています。深く沈潜する時を包み込む群青色に彩られた作品は、現代日本画壇においてひときわ異彩を放っています。

 日本の風景と人物から始まり、ヨーロッパ世界を遍歴してきた画題は、近年、再び原点である東洋へと回帰しつつあります。本展では、畢生の名作「暮色」をはじめ、初期作品から近作まで、洋の東西を超えて様々な時空間を描いてきた画業の歩みを紹介いたします。



会期  2009年8月29日(土)〜10月3日(土)

開館時間  午前9時〜午後18時(入館は17時30分まで)

休館日   会期中無休 


入館料  大人1,000円  小中学生無料

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野村義照画伯による作品解説

日時:8月29日(土)10時30分から *オープニングセレモニー終了後
   9月12日(土)14時から

会場:北澤美術館 本館

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北澤美術館 本館 
  392−0027
  諏訪市湖岸通り1−13−29
  電話0266−58−6000
野村義照展ちらし画像(圧縮).jpg
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 10:29| 北澤美術館

2009年07月15日

 「花神降臨 中嶋邦夫エマイユ宝飾展」ギャラリートークのお知らせ

北澤美術館新館では、下記の日程で中嶋邦夫氏のギャラリートークを予定しております。

皆様のお越しをお待ちしております。


日 時 平成21年7月19日(日) 14時〜
     平成21年7月20日(月・祝) 14時〜
     平成21年 8月 3日(月) 14時〜
     平成21年 8月 4日(火) 14時〜

会 場 北澤美術館 新館 (SUWAガラスの里 内)
     392−0016
     諏訪市豊田2400−7
     電話 0266−57−2100
      http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/

内 容 中嶋邦夫氏によるギャラリートーク(展示作品解説など)
     聴講は自由ですが、観覧料が必要となります。

観覧料  大人1,000円  小中学生無料
中嶋邦夫 オニヤンマ.jpg
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 16:49| 北澤美術館

2009年06月15日

花神降臨 中嶋邦夫エマイユ宝飾展 〜アール・ヌーヴォーの余韻をとどめるモダンジュエリーの世界〜

19世紀末に欧米で流行したアール・ヌーヴォーは、さまざまな工芸の分野で優雅な装飾性にあふれた作品を生み出しました。それから100年余り経過した現在、当時の技法を再現し、宝石やエマイユを絵の具のように使って繊細で優雅なジュエリーを創出しているのが中嶋邦夫です。
日本国内のジュエリー展にとどまらず、アメリカやヨーロッパにおいても多大な評価を得ている中嶋邦夫の作品と、北澤美術館が誇るアール・ヌーヴォー時代が降り成すコラボレーションの美の世界をお楽しみください。


会期  2009年6月24日(水)〜9月23日(祝)

開館時間  午前9時〜午後18時(入館は17時30分まで)

休館日   会期中無休 (但し、展示替の為 6月23日・9月24日は臨時休館)


入館料  大人1,000円  小中学生無料


北澤美術館 新館 (SUWAガラスの里 内)
  392−0016
  諏訪市豊田2400−7
  電話 0266−57−2100
  http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/
 
中嶋展リーフレット表(圧縮).jpg
posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 11:25| 北澤美術館

2008年11月10日

北澤美術館(本館)のご案内

世界屈指のアール・ヌーヴォーのガラス工芸品と現代日本画を展示しています。ミュージアムショップ・喫茶店も併設しています。

住所:長野県諏訪市湖岸通り1-13-28
TEL:0266-58-6000
http://kitazawamuseum.kitz.co.jp/suwa/
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posted by 諏訪郡市博物館等連絡協議会 at 00:00| 北澤美術館